風邪って…

ホントに移るもんなんだな





――夏風邪…その後





「ゲホッ…ゴホ」

……数年ぶりに風邪なんて引いた

なんでだ?

思考をフル回転して頭の中で思い当たる節を考える





そういえば…

昨日、風邪引いたが飯食わねぇから無理矢理口移しで粥食わせたんだっけ?


……普通そんぐれぇで風邪移るか?

でも、喉痛ぇし、咳出るし…おまけに熱まであるっていっちゃあそれしか考えられないよな…


案外やわな身体してんだなー…

そう思いながら目を閉じて眠りに入ろうとした…が




―ドンガシャゴンッッ!!



…なんだこの音?

どこぞの猫が迷い込んで来たのか?


そう不思議に思い熱で怠ぃ身体を起こして、玄関を開ける



「あ…修兵……ども」


目の前にはしゃがみ込んでいるがいつもと変わらない笑顔でいた





――…

「…で、なんでがここにいるんだ?」

氷で頭のタンコブを冷やしているに尋ねる

「『今日は檜佐木君が休みか……』って隊長が言ってたから、もしかして昨日の私の風邪が移っちゃったのかなー…と思って急いで来たの」

「……それでその頭はどうしたんですか?さん」

「え?早く修兵のとこ行って看病しなきゃ!!と思って瞬歩で行ったら勢い余って玄関に頭突きしちゃったの」



あー…だからあんな音がしたのか

ボーっとそんなことを考えていると


「…修兵、大丈夫?」

布団を足に掛け上半身を起こして座っている俺

その腰の両隣りに手をついて顔を覗き込んでくる

俺の顔を覗き込みながら首を傾げての額と俺のそれとでコツンとくっつけられて

熱で身体が熱ぃにも関わらず、ある場所にも熱が集まってきたのが分かった


「修兵…何か食べたい物とかある?」

そう言って俺の上から退こうとするの手を掴んで俺の方へ引っ張る

「ぅわっ…ぷ!!」

手で支えていたの身体がバランスを崩して俺に体重がかかる

いわば今は俺を跨がって俺の胸ン中に納まっている

「ちょっ…修兵何!?」

急なことで驚く

…そりゃあそうだろうな
なんせ今、俺達は行為中の…いわゆる騎乗位ってやつの恰好をしてんだかんな


慌てて離れようとするの腰に手を回して逃げれないようにする

そして熱を持った自身をに分かるように太腿に擦りつけた

「…!なっ……」

を喰いたい」

「は!?だって修兵熱あるんでしょ?もしヤったら余計熱上がるよ!?」

「今はコッチの熱に困ってるんだけど」

「い…やっ」


必死になってもがく
でも所詮は男と女
しかも副隊長と三席とくりゃあ初めから勝敗なんて決まってる

力ならどう頑張ったって男の方が強ぇんだよ


「…諦めろ。……のナカで俺のココの熱、冷ましてくれよ…」

そう言いに口付けた


「んんっ…ふ……ぁ」

舌での歯列をなぞり、うっすらと口を開けた隙に素早く舌を入れる

そして舌を吸ったり絡ませたりする

するとは身体を俺に預けそれに酔いしれる

…結局乗り気じゃねぇか


そう思いながらがキスに夢中になっている間に俺はの腰に回していた右手を死覇装の合せ目へと持って行き胸元を露にする

そっと胸の突起に触れるとピクンと反応を示す


唇を離して互いのが混ざりあった唾液で濡れているの唇をペロリと一嘗めして俺はの胸に唇を落としていった

「あ…ふッ……ぅ」

胸の突起を念入りに舐め回す

そして舌で包み込むようにして突起を刺激する

「ひっ…ゃん……ぁぅ」

はこうされんのが一番好きなんだよな?」

「ぅ…ん……あ、っ気持ちい…よッ!」

潤んでいる瞳、上気してる頬、
まるで俺じゃなくての方が熱を出しているように見える

そんな中コクコク頷きながら答える

そんな素直ながとてつもなく愛しく感じる

「正直なにはご褒美としてコレ、やるよ」


―ツプ…


前戯や忠告もなしにのナカに指を差し入れた



「ゃあ…あぁッ!」

急な刺激にが叫ぶように喘ぐ

その声を聞き流して溢れ出す愛液を掻き混ぜるように動かす
そして無我夢中に出し入れをする


早く挿れたい…
のナカで精液を吐き出してぇ


身体が怠ぃ分いつもより
“早く熱をぶちまけたい”という気持ちがあるためか自然と愛撫が性急になる

もう既にのナカには三本の俺の指が咥えられている
そしてそれらを容赦なくバラバラに動かす


のナカがヒクヒクと痙攣する度に目眩がする

必死に倒れ込みそうになるのを堪える



「ふぁあん!やっ…あん!」

………」


目眩から意識を遠退けるため戯言のようにの名を呼ぶ





頭が痛ぇ
身体が怠ぃ
目が霞む

ヤバい……


―ドサッ

そう思った矢先、俺の視界は真っ暗になった


「ッ…ハッ…ハァッ…」


呼吸がままならない
自然と息が上がる

苦しい


「修兵?修兵!!」

泣きそうな声で叫ぶの声が聞こえる

そんなに叫ばなくても聞こえるっての…

「っ…うる……せぇ……聞こ…えて……る」

息も絶え絶えにやっと紡げた言葉

「修…兵っ……ひっく…えぅ」

「そ……んくらいで……泣くな…よ」

「だってっ……」


俺に抱き付いてきたをあまり力の入らない手で抱き締める




――…

先程に比べて身体も怠くねぇし声も出る


……さっきよりましになってきたかも…


ふとそう思い、まだ熱を持っている自身を見て身体を起こす


…が気付けば俺はまた布団に横になっている





「修兵……今日は下でいいよ?」

馬乗りになってが言う

「ホントは寝ててほしいんだけどまだ修兵のココ、元気だからね」

「…別に……平気だ…って」

再び身体を起こそうとしたがに両肩を押さえ付けられた

「安心して?今日は私がココの熱を処理してあげるから」


「だから……平…気だ」

「ダメ。今は私の力にさえ勝てないんだから言う事を聞きなさい!」

「……無理…すんなよ?」

子供をなだめるように言ったに俺は黙って従うことにした





―グチュッ…クチ

「ふっ……ぁ…」

ゆっくりとが俺に体重を掛ける

その度に小さな声をあげる

必死になって俺のを挿れるが愛しくて堪らない


「…、平気……か?」

「んっ、大丈夫…」


―クチュ…


そして今は俺の上にいる状態


「…全部……はいっ…たぁ?」

「…入った」

確認するように尋ねる


「ん、じゃあ動く…よ?」


そう言うや否やは俺の上でぎこちなく動き出した





「ふぁん…ゃん!」

自分で腰を動かしながら己の一番感じるとこへ俺のを導く


快感で歪んでいる顔
動く度に揺れる胸

全てがいやらしく、艶めかしく見える


俺の腹辺りに手をついて必死に腰を振る


「しゅ…へ、気持ち…い?」

腰を降りながら時折尋ねる
その俺を気遣うの問い掛けが嬉しく…それに愛しく感じる


「…、可愛い」


そう言っての抽送を手伝うように熱で重い身体を動かす

そして下から思い切り突き上げた



「っ!?ぁああァあぁっ!!」

下からの思いがけない刺激には俺自身を千切れんばかりに締め付けて
身体を弓なりに反らせてイった

「……っぅ…」

その締め付けに耐えられる筈もなく俺はのナカに精を吐き出した





――…

―ピピッ!

「…39度4分……さっきまでは何度だった?」

「……38度5分」

「……」

「……」


運動したら熱は下がるもんだとか思ってたけど…


人生そんな甘くねぇんだな…





End…










オマケ



―次の日…

結局二人して風邪を引いたと修兵は


「……いつまで二人は風邪を回し続けるんだろうね…」


と言う東仙のボヤきなんて知る(ヨシ)もなく二人で仲良く布団で寝ていましたとさ





オシマイ☆












アトガキ

長らく途中で放置(?)していたのに終わりが微妙な作品に!!


ぅわーん文才が欲しいですよぉ(泣)



煤cっと!ここまで読んで下さった心の広いサマ!!
ありがとうございました!